平成15年1月に登場し、通勤型車両の主力として活躍。
設計思想は3700形を基本としながらも、
時代のニーズに応える車両をコンセプトとする。
VVVFインバータ制御装置の使用素子をGTOから現在の主流であるIGBTへ変更し、
インバータ装置の冷却方式は冷媒に純水を使用することでより環境に配慮。
車外側面には京成電鉄はつとなる3色LED行先表示器を設置したが、
昼間は見にくく、また、種別が多いのに対して種別の表示できる色が3色しかないことから、
不都合なことがあり、順次、種別はフルカラーLED、行先は単色白色LEDへと
変更されている。客室内は、先頭車に車椅子スペース、各出入り口上部にはドアチャイム、
千鳥配置で案内表示板を設置、更に立ち席ポスト、優先席部の荷棚、
吊り手の高さも低く設置しバリアフリー化を図り、
その他にも座席幅を20mm拡大するなど安全確保と同様にサービスレベルの向上を図る。

8両は1編成のみで、優等列車に充てられている3000形にあうことは、
とても低い確率。
千葉線、千原線、新京成線、金町線以外のすべての運用に充てられる。

6両は24編成あり、本線、千原線、千葉線、芝山線の普通に充てられる。
時々、アクセス線の訓練、試運転と、浅草線、本線の通勤特急、快速に充てられるぐらい。
普通に乗ろうとした時、この車両に当たる確率は相当高いが、
まだ3300形や3500形に当たる確率も低いとは言えない。

運用データ

8両編成(3000形1次車)
【京成グループ】
  本線優等:運用あり
  本線普通:運用あり
  アクセス線:運用あり
  押上線:運用あり
  東成田線:運用あり
  千葉線:運用なし
  千原線:運用なし
  芝山線:運用あり
  北総線:運用あり
  新京成線:運用なし

【都営】
  浅草線:運用あり

【京急】
  本線通常:泉岳寺〜京急蒲田
  本線駅伝:泉岳寺〜京急川崎
  久里浜線:運用なし
  逗子線:運用なし
  大師線:運用なし
  空港線:運用あり

6両編成
【京成グループ】
  本線優等:快速
  本線普通:運用あり
  アクセス線:運用なし
  押上線:快速
  東成田線:運用あり
  千葉線:運用あり
  千原線:運用あり
  芝山線:運用あり
  北総線:代走時あり
  新京成線:運用なし

【都営】
  浅草線:普通・快速

【京急】
  本線通常:運用なし
  本線駅伝:運用なし
  久里浜線:運用なし
  逗子線:運用なし
  大師線:運用なし
  空港線:運用なし


車両設備

行先表示機:フルカラーLED、3色LED
車内案内板:3色LED
日本語放送:車掌
外国語放送:英語テープ
ドアチャイム:あり