2010年7月17日開業に合わせ成田スカイアクセス線用通勤車として、
3000形7次車(通称3050形)が製造された。
これまでの3000形6次車をベースとし、
成田スカイアクセス線を走行する車両であることが容易に識別できるよう
外観及び内装を空港アクセス車両らしくするなどの変更を行う。

2011年4月以降、
本線(空港第2ビル〜成田〜小岩〜高砂)内の運用にもつくようになった。

サービス面では、LCDタイプの案内表示器及び自動放送装置を採用し、
情報提供の充実を図る。また、機器においても冗長性の向上、
低騒音化を図ると共に、省スペース化と軽量化を実現。

行先表示機はフルカラーLEDが採用された。
3050形のみ、新柴又、小岩より東の駅で一番最初に停車した駅から、
「成田スカイアクセス線経由」「京成本線経由」の表示がなくなる。
「本線経由特急成田空港行き」なら、八幡駅で「特急 成田空港」の固定表示になる。
他の車両に装備されているフルカラーLEDは、終点まで経由線が表示される。


上野・押上〜スカイアクセス線〜成田空港間のアクセス特急では、
2ヵ国語で自動放送されるが、上野〜印旛日本医大間の普通、本線の運用では、
自動放送されない。
また、車内LCD案内表示機は、すべての運転で、4ヵ国語で案内される。 LCDモニタの表示されるデザインは、
JR線や京急線とは違い、スカイアクセス線らしい、
新しいデザインとなっている。

また、10月よりナンバリングも表示されるようになった。

主に、高砂〜上野と北総線の普通、
京急線〜浅草線〜スカイアクセス線に充てられる。

また、アクセス線内は3050形だけではなく、3000形、3700形、
京急線の600形、新1000形も一緒に運転される。アクセス線内では
3050形と600形で運転されることが多い。


運用データ

8両編成(3000形7次車)
【京成グループ】
  本線優等:運用あり
  本線普通:運用あり
  アクセス線:運用あり
  押上線:運用あり
  東成田線:運用あり
  千葉線:運用なし
  千原線:運用なし
  芝山線:運用あり
  北総線:運用あり
  新京成線:運用なし

【都営】
  浅草線:運用あり

【京急】
  本線通常:泉岳寺〜京急蒲田
  本線駅伝:泉岳寺〜京急川崎
  久里浜線:運用なし
  逗子線:運用なし
  大師線:運用なし
  空港線:運用あり


車両設備

行先表示機:フルカラーLED
車内案内板:LCD(4ヵ国語案内)
日本語放送:自動放送(アクセス線内)、車掌(本線・他社線内)
外国語放送:英語自動放送(アクセス線内)、英語テープ(本線内)
ドアチャイム:あり