3600形に続くモデルチェンジ車でメンテナンス向上、
省エネタイプとして製作した軽量オールステンレス鋼製通勤形車両で、
平成3年3月に登場し、通勤型車両の主力として124両が活躍。
VVVFインバータ制御装置の採用により、快適な乗り心地とメンテナンスフリーを実現。
6次車(3821〜)からは前面のデザインを変更し、
滑走防止制御の新設とユニットブレーキの採用、
DC-DCコンバータ・インバータ方式からSIV装置の変更、
集電装置をシングルアーム式パンタグラフなどの変更を行い、
より一層、安全を確保している。

行先表示機は幕式のものから3色LEDに取り換えられた。
だが、3色LEDは昼間はだと見づらく、その対応が遅かったが
スカイアクセス線開業前に、順次フルカラーLEDに取り換えられ、
昼間でも見やすくなり、また、上野・浅草線方面からの成田空港行きにのみ、
「成田空港」(行き)と、「京成本線経由」または「成田スカイアクセス線経由」が
交互に表示されるようになった。このタイプは3000形(一部を除く)、3050形と同じものだ。

ドアチャイムは装備されているが、現在に至るまで使用されたことはない。

車内案内板は、12文字のスクロール専用のLEDが装備されていたが、
現在は3000形と同じソフトタイプの7文字LEDだ。(詳しくは3400形のページをご覧ください。)

順次スカイアクセス線対応工事が施され、
現在一部の3700形がスカイアクセス線の運用に充てられることがある。

16編成中14編成が8両編成で、これらは、
高砂〜羽田空港の優等列車、佐倉〜西馬込の快速、本線の優等列車と、
時々、芝山線と本線の普通、そしてスカイアクセス線の運用に充てられる。

残り2編成が6両編成で、これらは芝山線、本線、千葉線、千原線の運用に充てられることが多い。
だが、普通運用は3000形のほうが多いため、この編成での普通はとても少ない。

3700形と3400形はとても似ているが、
ステンレスの車体でLED行先表示機を装備しているほうが3700形、
白い車体で行先表示機が幕式のものは3400形だ。


ちなみに、このホームページを運営している私は、
この3700形が好き(笑)


運用データ

8両編成
【京成グループ】
  本線優等:運用あり
  本線普通:運用あり
  アクセス線:運用あり
  押上線:運用あり
  東成田線:運用あり
  千葉線:運用なし
  千原線:運用なし
  芝山線:運用あり
  北総線:運用あり
  新京成線:運用なし

【都営】
  浅草線:運用あり

【京急】
  本線通常:泉岳寺〜京急蒲田
  本線駅伝:泉岳寺〜京急川崎
  久里浜線:運用なし(過去にあり)
  逗子線:運用なし
  大師線:運用なし
  空港線:運用あり

6両編成
【京成グループ】
  本線優等:快速
  本線普通:運用あり
  アクセス線:運用なし
  押上線:快速
  東成田線:運用あり
  千葉線:運用あり
  千原線:運用あり
  芝山線:運用あり
  北総線:運用あり
  新京成線:運用なし

【都営】
  浅草線:普通・快速

【京急】
  本線通常:運用なし
  本線駅伝:運用なし
  久里浜線:運用なし
  逗子線:運用なし
  大師線:運用なし
  空港線:運用なし


車両設備

行先表示機:フルカラーLED、3色LED
車内案内板:3色LED
日本語放送:車掌
外国語放送:英語テープ
ドアチャイム:なし