平成2年6月に登場し、
成田スカイアクセス線が開業するまで「スカイライナー」の愛称で
京成上野〜成田空港間を結ぶ車両として活躍し、
開業後は「シティライナー」の愛称で京成本線経由の
京成上野〜成田空港間を結ぶ車両として活躍中。
当社としては初めてVVVFインバータ制御装置を正式採用したほか、
電力回生ブレーキなど、最新の技術を採用して、「速さ」と「快適性」を追求。
また、デザイン面では、スピード感あふれる外観を備えつつ、
客室内はくつろぎの空間となるよう設計されている。
平成13年度より客室リニューアル工事を実施する等、
サービス向上を図る。

AE100形は浅草線を通じて、京急線羽田空港まで
乗り入れる予定だったが、
浅草線内をすべて通過することに、
東京都は反対し、羽田空港と成田空港を結ぶことができなかった。

以前は本線経由の
スカイライナー、モーニングライナー、イブニングライナーの
運用についていたが、スカイアクセス線開業に伴い、
AE100形のすべての運用がAE形に引き渡された。
現在は以前のスカイライナーの停車駅に青砥を加え、
日中のみ運転する「シティライナー」の運用につく。
また、上野〜本線〜成田空港を結ぶものもあるが、
成田行き、成田発のシティライナーも存在する。

シティライナーの本数が少ないため、AE100形の必要性が薄れて、
2011年4月上旬、7編成中3編成が廃車となっている。
2011年9月現在、廃車状況は不明だ。AE100形がラストランを迎えるのも時間の問題であるのかもしれない。

2011年9月10日、半年ぶりにシティライナー80、83、90、93号の運転が復活。ただし、京成成田駅が始発・終着となる。



運用データ

スカイライナー:運用なし(過去に本線経由であり)
シティライナー:運用あり
モーニングライナー:運用なし(過去にあり)
イブニングライナー:運用なし(過去にあり)

車両設備

行先表示機:幕
車内案内板:3色LED
日本語放送:自動放送
外国語放送:自動放送
ドアチャイム:なし
営業最高速度:110km/h
設計最高速度:130km/h
制御装置:GTO-VVVFインバーター制御
保安装置:1号型ATS、C-ATS